園だより

2023.12.20

「生きる」ということ

市内にある保育園さんの理事長・園長先生がお亡くなりになられ、本日、ご葬儀に参列させていただきました。
ご高齢で、お亡くなりになるまで現役を貫かれた先生です。
私は先生との直接の面識はありませんでしたが、園さんとの交流があり、お参りさせていただくことになりました。

お棺をお花で飾るとき、退職されたベテランの先生方?が園の方へ走り、「〇〇先生!〇〇先生!何しとるの!はよっ」と言いながら一人の先生の手を引いて戻ってきました。
呼ばれた先生は「あかん~あかん~私はあかんよ~」と大泣きしながらお棺のそばへ。
その後もずっと泣いていらっしゃいました。
他の先生方も、泣いていらっしゃいました。
その様子を見ていたら、私も涙が出ました。

ご葬儀の間中ずっと、「いのちは永遠ではないんだ」ということを考えていました。
当然のことなのに、私は明日の約束をしてみたり、来週の予定のことに心を奪われてみたり、今日できなくてもいいや、明日すればいいやと思ってみたり…でも、明日の保証なんてどこにもないし、私たちはいつでも「今この瞬間」のみを生きているんだなぁ…などと、答えの出ないことを、ずっと考えていました。
そして、園の子どもたちのことが心に浮かび、会いたいなぁ、子どもたちとずっと一緒に過ごしていたいなぁ、これからも生きていたいなぁと思いました。

朝、起きて、あぁ今日はお布団から出たくない、ずっと寝ていたい、ずっと家にいたい…と思う日もあります。
若い頃に目指した夢を叶えることができず、こんなはずじゃなかったと後悔する日もあります。
ときに、生きるということは不本意で、とても不安で、とても苦しい。

でも、今居させてもらう場所、そこで授かったご縁。
世界に一つしかない、この出会い。
今日は、その「ただ一つしかない今この瞬間」の中に生かせていただいていることに、「ありがとう」と思う気持ちが湧き出てきたのでした。
ぼくにこの場所、この人生を与えてくださって、本当にありがとう。
とか言いながら、何時間か後には忘れているかも知れないな、この気持ち…。

出棺の際、園の子どもたちと先生たちが歌をうたって、そして「ありがとう」と見送っていました。
その様子に、参列された方の多くが泣いていました。

先生。
この様子、見られていますか?
届いていますか?
先生の人生は、幸せでしたか?

喪主さまが、最後のご挨拶で
「妻と同じように私も高齢ですけれど、妻の志を受け継ぐべく、これからも生きていきます」
と仰られました。

先生。
私、迷い迷いの人生ですけれど、これからも一日一日、与えられた「今この瞬間」を生きていきます。

先生。
ありがとうございました。

とか言いながら、何時間か後には…そんな自分に、やれやれ…。

※写真は、12月のお誕生会での一幕

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