園だより
2025.06.24
ツマグロヒョウモンひらひらひらり
「せんせい、ちょうちょ!」
園児さんが教えてくれた。
今朝のこと。
ツマグロヒョウモン。
虫がかなり苦手な園長は幼虫を見て「気持ち悪い~」と思っていたけれど、生き延びてさなぎになって、生き延びて蝶々になって。
ここまでの長い道のりを思うと、胸が熱くなった。
感動した。
(かと言って触れる気はしないのだが…)
「いのち」に理屈なんていらない。
自分が何のために生まれてきたのかはよく分からないし、その問いに正解を出そうとすることは多分それほど重要ではない。
ただ生きている。
ただ生きているっていうことが、すごい。
いのちってすごい。
強い。
そして、美しいなぁって思った。
ただ生きているって、美しい。
何をするべきなのか、どこへ向かっているのか、私にはよく分からない。
ただ、今日も生きている。
ツマグロヒョウモンも、私も、そして子どもたちも。
お昼前に飛んでいったよ。
大空高く…ではなく、ひらひらひらりと夢中になって。