園だより
2026.08.12
帰ってくる場所
こちらは今年4月下旬頃の写真かな。
とってもステキなお顔の子どもたちですね♪
先日、甲子園に卒園生が出場していたようです。
他にも、高校のダンス部等で活躍していたり、こんな活動、あんな活動がんばってるよー!という話を聞くたびに、自分のことのように嬉しい私たちです。
でも、世間が言う「活躍している」から嬉しいのでは、ないのです。
私たちは皆、誰かに評価されるために生きているわけではない。
皆それぞれ、自分の人生をただただ一生懸命に生きているのです。
私たちは、子どもたちがいつまでもいつまでも元気に過ごしてくれてさえいれば、それがとにかく嬉しいのです。
時々卒園生が園を訪ねてくれることがありまして、別れ際に何か言おうとすると「車に気をつけろ、とにかく無事でいろ、でしょ?」と笑いながら伝えてくれる子もいます。
「そうそう、よくわかってるな(笑)」と返しつつ、とっても嬉しく思います。
在園中、私はそればっかり言っていたのか(笑)
でも、それが私にとって何よりも一番大切なことです。
人生はいろいろありますから、いつでも楽しいわけではないし、嬉しいわけではない。
むしろ、夢が叶わず泣いたり、充実していないと感じるときや、悲しいとき、苦しいとき、不安なとき…の方がほとんどなのかも知れない。
けれど、どんなときもとにかく無事でいてほしい。
私が子どもたちに願うのは、それだけです。
先日も「先生、覚えていますか?」と訪ねてくれた立派な高校生たち。
記憶の中から探し当て、在園中の姿と重ねてみたり。
お互いにちょっと緊張しつつ、世間話から少しずつ。
帰るとき、私の口からは自然と「またいつでも帰っておいで」
そう。
ここは「帰ってくる場所」なのだ。
今、津市でも子どもたちの人口が減少し、また認定こども園や保育園と比較すると、正直なところ幼稚園は少し人気が落ちる。
そんな現実に落ち込んでいたりもしたのだが、彼らの背中を見て一番大切なことを思いだした。
「必ず無事で、ここに帰っておいで」
子どもたちの背中に「がんばれよ!」と声をかけたが、それは同時に、自分自身への叱咤激励でもありました。
あなたたちがいつでも胸を張れるように、先生たちもがんばるからね!
