園だより

2026.09.13

~避けて通れぬAI時代~

先日の新聞に「次期学習指導要領にAIの活用について明記される」云々…報道されていました。
ついに!子どもの教育もAI時代に突入します。
確かに、社会で生きていく者にとってその時代ならではの環境を避けて通ることはできません。
実際に触れ、それらについての知識や理解を深め、管理方法や使い方を知り、そしてスキルを高めることは今後の「必須課題」となっていくでしょう。
ただ、これらはあくまで「手段」に過ぎません。
教育(子育て)を「する」「受ける」主体はあくまで先生(保護者)と子どもであって、より良くするための「手段」であるという以上のことをAI等に求めてしまうと、本当に大切なことまで委ねることになってしまいます。
そこで、これからの時代を生きていく中で私が「特に大切にしたい」と考えている持論を思いつくままに何点か(今回は5点)挙げたいと思います。
それは、これから高田幼稚園の教育・保育の中で「園の教育理念」とともに「特に大切にしたい」と考えている点でもあります。

①「人と人との触れ合い」⇒「自分の考えを押し付けるのではなく、相手の立場で考え、理解 しよう努める心」⇒「感情に流されず、本当に必要なことが何かを見極める力」⇒子育てについて、不登校やいじめ、自死、 犯罪につながる関りを持つ…など「こころのSOS」に関しては特に、先生(保護者)はAI任せではなく、まず「自分の責任のもとで考える」「目の前の子どもをよく見る」姿勢であってほしい。
その姿勢が「子どもと大人の 心を少しずつつないでいく」と考えています。

②歴史を学ぶ
⇒地域の歴史、日本の歴史、世界の歴史、人類の歴史、生命の歴史…歴史は、私たちにとって人生の道しるべです。
生きるために大切なことの多くは、歴史から学ぶことができると考えています。

③読書(物語性のある作品他、雑誌や新聞なども)⇒「自分のほしい情報にピンポイントでアクセスできる」AIやインターネットに比べ雑多で無駄が多く、だからこそ様々な情報や知識、感動と出会うことができるのが読書です。
中でも「物語を読む」「物語に触れる」ことは、豊かな感情を育むことでしょう。
人生は、物語を通して学ぶことが多いです。
乳幼児期は、絵本から。
スマートフォンの代わりに、毎日少しずつで良いので本を手に取る習慣を身につけましょう。

④スキンシップ(アタッチメント・愛着)⇒スキンシップは心身の発達面など多くの ことを育み、また身近な大人(先生・保護者)からの温かい声がけや傾聴は、子ども自身のコミュニケーション力を高めます。
大人から大切に育まれた子どもは感情のバランスをよく取り、感情に流されず、自分のことも周り人たちのことも尊ぶことができるようになるでしょう。

⑤本当に大切なことは「見えない部分」にある⇒私たちはつい「見える部分」ばかり気にしてしまいがちですが、私が特に大切にしたいのは「背中」です。
先に行く者が後に続く者に「生き様」を示すことを「背中を見せる」と言いますが、その言葉通り、背中は言葉以上に「私」を語ります。
子どもに関して言えば、背中の発達が進むと、立つ姿勢・座る姿勢に変化が見られます。
姿勢が真っ直ぐになると疲れにくくなり、集中力が高まります。
人の話を聞く力、取り組みを持続させる力が高まります。
意欲や食欲も高まります。
「生きる力」が高まると 言ってもいいでしょう。
どうやって「背中の力」をつけるのか。
それは何よりもまず体を大いに動かして遊ぶこと。
これからの時代、背中から腰、かかとまで…体の「背面」の強さこそが、子どもたちを支えてくれることでしょう。
「やり遂げる力」は「背中」から!

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